開催日時 | 2022年10月19日(水)18:00~19:00 |
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開催形式 | Zoomウェビナー |
参加費 | 無料 |
開催日時 | 2022年10月19日(水)18:00~19:00 |
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開催形式 | Zoomウェビナー |
参加費 | 無料 |
18:00 | 開会・司会挨拶 岩坪 威(東京大学大学院医学系研究科 神経病理学分野教授/国立精神・神経医療研究センター神経研究所所長/ |
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18:05 |
「認知症を診断するための新たな手法:バイオマーカー開発とゲノム研究」 講演の内容ある程度の年齢になると「人の名前が思い出せない」「約束を忘れてしまった」ということを誰もが経験します。「認知症の始まりかも?」と心配される方もおられるかもしれません。認知症か否かは、日常生活の自立度により判断されます。認知症には種々の病型が存在し、正確に病型診断するのは、必ずしも容易ではありませんでした。最近になり、脳内の病理変化を類推できるバイオマーカーが開発されており、病型診断の精度が向上しています。また、認知症と診断される随分前から、脳の中で病理変化が始まることが明らかにされています。バイオマーカーは症状が出現する以前から脳内変化を検出できることから、早期診断にも有用です。さらには、認知症になりやすい体質としてゲノムの変化が明らかになっており、認知症予防への応用が期待されています。最新のバイオマーカーとゲノム研究を本公開講座において紹介し、新しい認知症医療の取り組みを紹介します。 |
18:30 | 「もの忘れが気になった時」 中西 亜紀(厚生労働省老健局 認知症施策・地域介護推進課 課長補佐(医系技官)/ 講演の内容年齢を重ねると、記憶力が落ちたと感じることが多くなります。日本では高齢化の進行とともに、認知症は誰でもなり得る病気として話題になることが増え、このもの忘れは認知症?と、自分や周りの人のことが気になることがあるのではないでしょうか。認知症は、年齢が高くなるほどかかりやすいですが、若い人にもみられます。よく似た病気もたくさんあります。そして、もの忘れが目立たない認知症もあります。 |
19:00 | 終了予定 |
司会 岩坪 威先生
東京大学大学院医学系研究科
神経病理学分野教授
国立精神・神経医療研究センター
神経研究所所長
日本認知症学会理事長
略歴
講師 池内 健先生
新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター 教授
略歴
講師 中西 亜紀先生
厚生労働省老健局
認知症施策・地域介護推進課
課長補佐(医系技官)
日本認知症学会 専門医・指導医
略歴
第4回オンライン市民公開講座は、多くの方にご参加いただき終了しました。
開催日時 | 8月31日(水)18:00~19:00 |
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開催形式 | Zoomウェビナー |
参加費 | 無料 |
開催日時 | 8月31日(水)18:00~19:00 |
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開催形式 | Zoomウェビナー |
参加費 | 無料 |
18:00 | 開会・司会挨拶 天谷 雅行(第31回日本医学会総会 副会頭/慶應義塾常任理事) |
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18:05 |
「アトピー性皮膚炎~食物アレルギーとの関係も含めて~」 講演の内容アトピー性皮膚炎は非常に多くの子どもが罹患するが、誤解も多い疾患である。離乳食を始める前の乳児期早期に発症のピークがあるが、乳児湿疹(実はアトピー性皮膚炎も乳児湿疹の一種である)という診断のもと徹底した治療が行われず食物アレルギーの発症を予防する機会を逸してしまう子どもが少なくない。湿疹の出現が早いほど食物アレルギーを発症するリスクが高いことが分かっており、特に生後4か月までの発症は強い危険因子となる。 |
18:30 |
「ぜんそく(喘息)~これまでとこれから~」 講演の内容ぜんそくは気道(空気の通り道)に炎症が起こることで、咳、痰、息苦しさ、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)、胸苦しさなどの症状が現れます。喘息発作が起こる原因は環境要因を含めてさまざまです。現在治療を受けている成人ぜんそくの患者さんは約120万人(2015年厚生労働省調べ)にのぼりますが、一方で年間ぜんそくのため亡くなる方は30年前の約1/7の1000人近くまで減少の一途をたどっております。この背景にはぜんそくという病気に対する理解が進み、その治療法がこの間に格段に進歩したことに起因すると言っても過言ではありません。本講演ではぜんそく診療の軌跡を踏まえながら、「これまでとこれから」についてお話しをしたいと思います。 |
19:00 | 終了予定 |
司会 天谷 雅行先生
第31回日本医学会総会 副会頭
慶應義塾常任理事
略歴
講師 大矢 幸弘先生
国立研究開発法人 国立成育医療
研究センター アレルギーセンター センター長
略歴
講師 福永 興壱先生
慶應義塾大学医学部内科学
(呼吸器)教授
略歴
第3回オンライン市民公開講座は、多くの方にご参加いただき終了しました。
開催日時 | 6月23日(木)18:00~19:00 |
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開催形式 | Zoomウェビナー |
参加費 | 無料 |
開催日時 | 6月23日(木)18:00~19:00 |
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開催形式 | ZOOMウェビナー |
参加費 | 無料 |
18:00 | 開会・司会挨拶 新井 一(第31回日本医学会総会 副会頭/順天堂大学 学長) |
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18:05 |
「いますぐ受診すべき頭痛」 講演の内容ほとんどの人が頭痛を感じたことがあると思います。一方で、そのときの頭痛がなぜ起こっていたかについては、あまり考えたことはないかもしれません。しかし、頭痛の中には治さなくてはいけない病態を原因とするものがあります。つまり、病気があって、その結果として頭痛が生じていることがあるのです。このような頭痛は、なにかに引き続いて起こる(副次的、二次的)という意味を冠して二次性頭痛といいます。 |
18:30 |
「意外と知らない片頭痛のお話 講演の内容頭痛で困った経験はありませんか?片頭痛はよくある疾患で、20-40代の女性では6-7人に1人が片頭痛だと推定されています。近年、片頭痛発作の最中に頭の中で何が起こっているかがわかってきて、治療に生かされるようになってきました。しかし、せっかく良い治療薬ができても、未だにその恩恵を受けられてない患者さんがたくさん居ます。どのような頭痛だったら片頭痛と考えた方がよいか、片頭痛の発作を起こりにくくするために自分でできることは何か、医療機関に相談した方がよい片頭痛とはどのような場合か、医療機関で受けられる片頭痛の治療などについてお話します。ご自分が片頭痛だと思う方も、片頭痛ではないと思うけれど頭痛持ちという方も、市販のお薬が効かなくて困っている方も、市販のお薬が効くけれど飲みすぎが心配な方も、知識を整理してご自身の頭痛を考える機会にしていただきたいと思います。 |
19:00 | 終了予定 |
司会 新井 一先生
第31回日本医学会総会 副会頭
順天堂大学 学長
略歴
講師 近藤 聡英先生
順天堂大学医学部脳神経外科学講座・
大学院 主任教授
略歴
講師 海野 佳子先生
杏林大学医学部 脳卒中医学教室 准教授
略歴
第2回オンライン市民公開講座は、多くの方にご参加いただき終了しました。
開催日時 | 2022年4月27日(水)19:00~20:00 |
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開催形式 | ZOOMウェビナー |
参加費 | 無料 |
開催日時 | 2022年4月27日(水)19:00~20:00 |
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開催形式 | ZOOMウェビナー |
参加費 | 無料 |
19:00 | 開演・司会挨拶 門脇 孝(第31回日本医学会総会 準備委員長/国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 院長) |
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19:05 |
「がんゲノム医療って何?」 講演の内容がんはゲノムの様々な異常が蓄積して起きる病気です。個々のゲノム異常に対応した分子標的薬剤が次々と開発され、日本においても2019年から、がんのゲノムを大規模に調べて最適な薬剤を選ぶ「がんゲノム医療」が国民皆保険の下でスタートしました。具体的には、薬剤に紐付く数百の遺伝子を調べる「がん遺伝子パネル検査(あるいは、がんゲノムプロファイリング検査)」を行って治療方針を決定します。現在、3種類のがん遺伝子パネル検査が保険承認され、全国で233の病院でその検査を受けることができます。また患者さんの同意の下、臨床情報とパネル検査のゲノム配列情報を集約する「がんゲノム情報管理センター(C-CAT)」が設立され、既に3万人を越えるデータが集約されています。全国で構築されたこのネットワークは、日本で新しいがん医療を生み出してまいります。 |
19:25 |
「がんって遺伝するの?」 講演の内容皆さんが、「わたしはがん家系だから。」「うちはがんになった親戚がおおいから、私もなるかも。」と心配されているのを、よく耳にします。では、いわゆる「がん家系」ってなんでしょうか?「がん家系」にも、その原因となる遺伝子によって多数の「がん家系」がある事がわかってきています。 乳がんは、現在日本人女性が罹患するがんの第1位であり、年間 約9万人が発症するといわれています。もともと遺伝性が強いと言われていて、母親や姉妹等家族の中の女性が乳がんと診断されるとリスクが高まると言われていましたが、その中で、医療の進歩とともに、その原因となる遺伝子が見つかってきています。その代表的なものが、BRCA1/2の変異を有する遺伝性乳がん卵巣がん症候群(hereditary breast and ovarian cancer;HBOC)です。 医療は日々、進歩をとげ、がんを発症する前にリスクを評価し、それに基づく予防が行なえる時代になりつつあります。みなさんの力となるように知識を蓄えていきましょう。 |
19:45 | 質疑応答 |
20:00 | 終了予定 |
司会 門脇 孝先生
略歴
講師 間野 博行先生
略歴
講師 山内 英子先生
略歴
第1回オンライン市民公開講座は、多くの方にご参加いただき終了しました。
© 2022 第31回日本医学会総会 博覧会